1日に発表された米8月のISM製造業景況指数は、52.9(前月比+4.0ポイント)になった。好不況の分岐点である50を超えたのは19カ月ぶりのこと。すなわち、米国経済がリセッション入りした翌月にあたる2008年1月(50.8)以来のことである。上昇は8カ月連続。また、52.9という水準は2007年6月(52.9)以来の高さである。18業種のうち11業種が、8月は前月から上向いたと報告した。