2010年、中国経済は世界2番目にまで成長したが、国民の1人当たりGDPはまだ4000ドル程度である。巨大化した中国は、「張り子の虎」とまではいかなくとも、布で作った虎かもしれない。中国が本当の大国になるには、思い切った構造転換と政治改革を断行する必要がある。