2007年秋の、とある日の朝、私は霞が関の法務省を訪れました。行き先は大臣の執務室、福田康夫政権で再任されたばかりの鳩山邦夫法相が「死刑執行に関する勉強会」を開くということで、そこに團藤重光教授のメッセージの代読に呼ばれたものでした