本当の職人っていうのは、ただモノをつくるだけの人をいうんじゃない。こだわりと意地と工夫、そして向上心をもってモノをつくる。ここが一番肝心なんだ。戦後の日本がここまで豊かになったのも、そんな人たちが大勢いて、発想と工夫で産業を支えてきたからだ。