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オバマ大統領の実績:超多忙な100日

2009.05.06(Wed) The Economist

The Economist

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(英エコノミスト誌 2009年5月2日号)

バラク・オバマ氏が大統領に就任して100日が過ぎた。今なお高い支持率と民主党に鞍替えする上院議員のおかげで、オバマ大統領は強い立場に立っている。

<08米大統領選挙>各州の候補者選出日程決まる

飛行機が自由の女神をかすめるようにして飛び、ニューヨーカーはパニックした〔AFPBB News

4月27日、大型旅客機がマンハッタン上空を低空飛行し、そのすぐ後ろを戦闘機が追跡していた。当然のことだが、ニューヨーク市民はパニック状態に陥った。

 後になって、その飛行機が実はエアフォースワン(大統領専用機)で、広報用の写真撮影のために自由の女神の上空すれすれを飛行するようホワイトハウスから指示されていたと分かっても、面白がる人はほとんどいなかった。

 バラク・オバマ大統領を中傷する人々にとって、この出来事は、中身よりもスタイルを重視する新大統領の傾向を申し分なく示すものだった。ある保守派のブロガーは、「フォトショップを使った方が安上がりだったのでは?」と問いかけた。

 就任してから100日が経過した後も、オバマ大統領は、大統領候補として彼を軽蔑していた人たちに今も軽蔑されている。だが、彼らは少数派だ。

 本誌(英エコノミスト)のためにユーガヴとポリメトリックスが共同で実施した世論調査は、米国人の優に70%がオバマ大統領に人として好感を持っていることを示している。多くの人が、彼の知性や、新しい愛犬によって完成した健全な家庭に感心している。

 時折たばこを吸うことよりひどい個人的欠点を大統領の中に見つけられる人はほとんどいない。

 オバマ氏の大統領としての評価は、一個人としての評価よりは低いが、大きな違いはない。ユーガヴの調べでは、米国人の60%がオバマ氏の仕事ぶりを気に入っている。ほかの世論調査では、それよりさらに高い数字が出ている。

 オバマ大統領は総じて、議会よりはるかに人気が高く、彼が支持する政策より多少人気が高い。この状態が続く限り、オバマ大統領は、議会を説得して自らの政策を承認させるうえで、強い立場に立てるだろう。

米共和党の重鎮が民主党にくら替え、安定多数にあと1議席

4月28日、民主党への鞍替えを発表したアーレン・スペクター議員〔AFPBB News

 4月28日には、オバマ大統領の立場がさらに強くなった。ペンシルベニア州の共和党上院議員アーレン・スペクター氏が、民主党に鞍替えすると発表したのである。

 今予想されている通り、ミネソタ州で争われている議席も民主党が獲得すれば、スペクター議員の鞍替えによって、民主党は上院で絶対安定多数の60議席を確保することになる。

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