K-POPガールズグループ「aespa(エスパ)」のコンサート会場(筆者撮影)

(韓光勲:在日コリアン3世ライター)

 3月15日の大阪城ホール。K-POPガールズグループ、aespa(エスパ)のライブを見にいった。

 aespaは韓国・日本・中国の多国籍グループとして2020年11月にデビュー。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という独特の世界観が人気を呼び、YouTubeの再生回数は1億回を突破し、ビルボードのランキングへのランクインを次々に達成している。

韓国・ソウルの金浦国際空港から大阪に出発するエスパのメンバー4人(写真:アフロ)

 開演の1時間前。グッズ売り場に並ぶと、お目当てのうちわは売り切れだった。悔しい。スーパーグループの人気ぶりを思い知らされた。メンバーの顔が大きくプリントされたうちわを持っていれば、メンバーからレス(レスポンス、反応)をもらえる確率が高まる。「もっと早く来るべきだった・・・」。このときはまだ、後にレスをもらいまくることは知らない。

コンサート会場のグッズ売り場(筆者撮影)