2021年8月24日に当ページに〈悪ふざけで私に障害残した同級生、SNSで晒すリア充ぶりに憤り〉という記事を掲載しました。
 本記事は「被害者」側への取材に基づいて執筆されたものですが、現時点において事実関係の検証が不可能な内容が含まれていました。
 また記事中で、事故の加害者とされる人物について匿名の「A」として表記いたしましたところ、その後、本記事を引用しつつ、この加害者を特定し、個人攻撃する情報がネット上に散見される事態となっていることを確認いたしました。
 本記事は加害者の糾弾を目的としたものではありません。また、本記事をもとに加害者とされる人物の現在の生活が脅かされるような事態が生ずることは、筆者および編集部の本意ではありません。そこでこれ以上、加害者への中傷が広がらないよう、本記事を取り下げることといたしました。
 本記事におきましては、マスメディアとしての弊社の社会的影響力に関して十分な考慮をせず、取材の不十分な記事を掲載してしまったことになります。この点につきましては、弊社から「A」氏に対し、深くお詫び申し上げます。
 今後は事実関係の確認に留意するとともに関係者のプライバシーに十分配慮し、記事を作成していく所存です。併せて、第三者による個人攻撃によって「A」氏が精神的苦痛を被ったことを深く憂慮すると同時に、説明なく記事を取り下げたことをお詫び申し上げます。
(鶴岡 弘之:JBpress編集長)