ランボルギーニ「ウラカンEVO スパイダー」。2019年3月ジュネーブ国際モーターショーにて(写真:AP/アフロ)

ランボルギーニの高級スポーツカーに「アレクサ」搭載

 米CNBCによると、アマゾン・ドット・コムはイタリアの高級車メーカー、ランボルギーニや米国の電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブなどと車載サービスで提携するという。

 ランボルギーニは、価格が20万ドル(約2300万円)以上する高級スポーツカー「ウラカンEVO」にアマゾンのAIアシスタントサービス「アレクサ(Alexa)」を標準装備する。

 一方のリビアン・オートモーティブも同じくアマゾンのアレクサを今年(2020年)から量産を始める計画のEVに搭載するという。

アマゾンが出資する新興EVメーカー

 このリビアンは、ミシガン州プリマスに本社を置く、従業員数約1000人の新興企業だ。2018年11月にロサンゼルスで開催されたモーターショーで自社開発のEVを初披露して話題になったが、いまだ量産車を発売していない。

 しかし、開発中のピックアップトラック「R1T」とSUV(多目的スポーツ車)「R1S」を今年後半にも米国市場に投入する予定で、これらにアマゾンのアレクサを搭載するという。