ウーバー、混雑時も低額利用可能な月額サービス開始 米

配車サービス最大手ウーバーのロゴ(2018年5月18日撮影、資料写真)。(c)Robyn Beck / AFP〔AFPBB News

(英フィナンシャル・タイムズ紙 2019年4月9日付)

 ありとあらゆる人が、金融の短期主義の悪徳を非難する。大抵は、しっかりした理由があってのことだ。

 だが、別の現象が次第に不安を招くようになっている。行き過ぎた長期主義がそれだ。

 企業が既存資産から過度に利益を絞り出し、長期的な健全性に害を及ぼす時、我々は心配する。

 だが、計り知れない将来のいつかの時点で収益化マシンの電源を入れると約束して、いつまでも利益抽出プロセスを先送りする企業集団にも注目すべきだ。

 米国などでユニコーン(企業価値が10億ドル以上の非上場企業)の群れがギャロップで公開市場へ向かっている今、これは考える価値がある。

 こうした非上場企業は軒並み、株式市場の投資家に株を売ることで、新規株式公開(IPO)で数十億ドルの資金を調達することを目指している。

 配車サービスのリフトやウーバー、ビジネス対話アプリのスラック、民泊仲介サイトのエアビーアンドビーのような企業は皆、ほぼすべての側面で素晴らしい企業だ。

 ただし例外が一つある。仮に黒字だとしても、大して利益を稼いでいないのだ。