進歩系論客の危機論一蹴発言

 進歩系の論客で国会議員や盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で保健福祉部長官を歴任した柳時敏(ユ・シミン=1959年生)盧武鉉財団理事長が年末に発言した「経済危機論」についての内容が大きな話題になった。

 もともと、歯に衣着せぬ発言で有名な同氏だが、今回は、「経済危機論」を一蹴した。

 「いま、保守メディアや大企業が主導する経済新聞、大企業が広告主になっている経済面の記事が振りまいている経済危機論は、既存の既得権層の利益を壊すか壊すかもしれない政策を妨害するための試みだ」

 「こうした理論を主導している人たちは、自分たちの利益のために嘘をついているとは思っていない」

 「こういう人たちは、会う人、生活の基盤、勉強した場所、接している情報が偏っているから事実だと信じているのだ」

 柳時敏氏の主張は、一部進歩系の主張をクリアに代弁している。こうした発言で、「政界引退」を宣言したにもかかわらず、「中央日報」が年始に掲載した「汎与党圏次期大統領候補」世論調査で、李洛淵(イ・ナギョン=1951年生)首相に次ぐ2位に急浮上した。

 経済に対する不安感が高まるなか、経済は経済問題を超えて拡散する気配もある。