学習機敏性の強化こそが未来のビジネスを創る

デジタル革命後のビジネスモデルを考える経営人材の育成策

JBpress/2019.1.21

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※本コンテンツは、2018年12月5日に開催されたコーン・フェリー主催「デジタル革命後のビジネスモデルを考える経営人材の育成策」での講演内容を採録したものです。

デジタル革命の本質はバリューチェーンのスクラップ&ビルド

コーン・フェリー日本共同代表 高野研一氏

 昨今、経営者の方々が持つデジタル革命に対する強い危機意識は、深刻さを増しています。なぜならば、現存のビジネスモデルは産業革命の時代につくられたものが多く、モノを作っても価格競争に巻き込まれ、利益はどんどん減っていくばかり。デジタル革命において企業価値を見い出せる新たなビジネスモデルも見えておらず、先が見えなくなっているからです。

 デジタル革命において企業価値を生み出せるビジネスモデルとは、一体どういったものなのでしょうか。また、そうした企業価値を生み出せる経営人材を、これからどうやって育てていけばよいのでしょうか。本日はこの2つのテーマについて、お話ししたいと思います。

 では、デジタル革命後の世界において、何が大きく変わるのでしょう。大きな企業価値を生むための要件について考えてみたいと思います。デジタル革命の本質を探る上で、過去に100年に一度の単位で起きてきた大きな革命を振り返ってみましょう。