【ソロワーク】67% → 49%
 (1)高集中・・・36% → 26%
 (2)コワーク・・・29% → 20%
 (3)電話/Web会議・・・2% → 3%
 
【ペア/チームワーク】29% → 43%
 (4)2人作業・・・34% → 8%
 (5)対話・・・10% → 12%
 (6)アイデア出し・・・8% → 10%
 (7)情報整理・・・3% → 7%
 (8)知識共有・・・4% → 6%
 (9)リチャージ・・・4% → 8%
 

 個人作業(ソロワーク)と、社内の協働作業(ペア/チームワーク)が同じくらいの割合になることが理想となっている(なお、ここで対象としている社員は「専門作業」に分類した作業がないため、当項目は入っていない)。そして、活動割合に応じて、対応する「場」のスペース配分も変わることを想定している。

現状と理想の時間配分のグラフ。個々の活動の割合を見直すとともに、全体の作業時間も圧縮することを目指す。
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スペース配分変更に対応するため、活動に応じた「場」の配置状況を示す社内図は適宜、変更が可能な状態になっている。
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 活動内容の改善を図るために、独自アプリも導入した。対象オフィスの従業員全員に配布された専用スマホの位置情報特定機能によって、個々人の活動状況を記録、従業員各人が、「活動」時間の理想と現状のギャップを把握できるようになっている。

 また、このスマホとアプリを通じ、社内のどの位置にメンバーがいるかを把握できるようにすることで、フリーアドレスによる不便を解消する狙いもある(なお、個人の働き方の活動割合を参照できるのは本人のみ、対象範囲外の行動は記録しないなど、プライバシーに配慮している)。