(英エコノミスト誌 2018年11月10日号)

仏大統領、国家主義に警鐘 第1次大戦終結100年記念式典

フランス・パリの凱旋(がいせん)門で開かれた第1次世界大戦終結100年記念式典の様子(2018年11月11日撮影)。(c)BENOIT TESSIER / POOL / AFP〔AFPBB News

このままでは行き詰まり、お粗末な統治がなされ、政治システムに対する幻滅が広がる。

 今度ばかりは予想通りの結果になった。米国で11月6日に行われた中間選挙では、民主党が連邦議会下院を奪取した。

 議員の顔ぶれが入れ替わる来年1月からは、議会がホワイトハウスの監督という好ましい機能をいくらか果たすようになるだろう。

 共和党は上院で過半数を維持した。選挙前よりも議席を増やし、大統領が指名した人物の承認も得やすくなるだろう。

 今回の選挙では、どちらの党も勝利を宣言した。明らかに分断された国で、今や政府も分断された格好だ。

 しかし、この結果の土台になっているのは、国の統治を今後さらに困難にする政治の構造変化の深化だ。

 民主党が有権者の過半数を代表しているが、共和党が地理的に優位を占めているのだ。

 民主党は、下院の得票数で共和党を大幅に上回った。