日本のスポーツ文化の振興をデータから考える

「手軽な」プロテインがスポーツ文化を変える

2018.11.19(Mon) 町田 誠
筆者プロフィール&コラム概要

 取り組まれているスポーツの種類も見てみよう。

 この1年間で取り組んだ運動・スポーツの種類では、「ウオーキング」が57.0%と最も高く、また運動・スポーツの実施場所も「道路」を挙げた人が36.3%と一番高かった(それぞれ複数回答可)。スポーツ用の施設に赴いたり、専門的な指導を受けたりという人よりも、身近なところで取り組めるスポーツが主流となっているようだ。

 さらに、1年間あたり、運動・スポーツ実施のためにどれだけの費用をかけているかという調査では、平均額は2万5137円となった一方で、「まったく(ほとんど)お金はかけていない」という人が67.1%もいた。本格的な体作りや趣味として極めたいとなれば、ある程度の投資は必要になるだろうが、一方で負担なく手軽に取り組みたいというニーズが強いことも見て取れる。

 つまり、「労働時間の減少で生まれた余暇を使って、手軽にスポーツに取り組む」というのが、これからのトレンドになってくるといえそうだ。

プロテイン摂取も手軽に

 さて、スポーツを考える上でもうひとつ重要なのが、運動前後の栄養補給だ。スポーツを手軽に始めるのならば、こちらも手軽に取り組みたい。

 スポーツを体作りの目的にするのならば、取るべきはやはりプロテインということになるだろう。だが、スポーツジムに入るなどでなければ、本格的なプロテイン食品に手を出すのは少々ハードルが高いだろう。

 であれば、普段からなじみのある食品の延長で考えてはどうだろうか。

 10月26日、アサヒグループ食品はメディア向けに、プロテイン食品の試食会を開催した。そこでは、2種類の新しいプロテイン食品の紹介と、その開発の背景などの説明が行われた。

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フリーライター。ライフスタイル分野を中心に、社会の動向から趣味の話まで幅広く取り扱う。


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