(英フィナンシャル・タイムズ紙 2018年11月8日付)

「無礼」「国民の敵」トランプ氏、CNN記者と口論 ホワイトハウス出禁に

米中間選挙後にホワイトハウスで行われた記者会見で、米CNNのジム・アコスタ記者(手前)を指差すドナルド・トランプ大統領(2018年11月7日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP〔AFPBB News

 米国大統領としてのドナルド・トランプ氏の最初の2年間の最大の偉業は、大規模な減税だった。

 残りの2年間はおそらく、大統領個人の納税申告書が公開されるか否かをめぐる壮絶なバトルから始まるだろう。

 結束した米連邦政府と割れた米連邦政府との違いは、常にとてつもなく大きい。

 今回は、そのコントラストが夜と昼ほどの違いになる。トランプ氏は中間選挙に向けた遊説で繰り返し、民主党を犯罪政党として非難した。

 6日夜、その民主党が下院の主導権を手に入れた。これは同党がトランプ政権の犯罪疑惑を調査する多数派の力を持ったことを意味する。

 民主党はこの権力をフルに活用するだろう。向こう数か月間は、議会への召喚の黄金時代になるはずだ。

 2020年の次の大統領選挙の形勢が次第に読めるようになってきた。

 ほぼ2兆ドルにのぼる減税の景気刺激策を可決させた共和党は、今世紀に入ってから最も力強い経済を背景に選挙に臨んだ。