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イノベーション
2018.11.14

「MOOC」がライフシフト実現のカギとなる理由
IoT時代、<学習の動機と手法>が変わる

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「マルチステージの人生」に寄り添うコーセラ

 実際に、コーセラを受講した体験を学生者側(お客さま)の目線で編集した証言ビデオをYouTubeで観ることができる。

「マルチステージの人生」は、世界中のあちこちで今そこに起きている現実であり、よって学生の年齢層も非常に幅広いことがよく分かる。

【参考】“Coursera Is”:Learners Reflect on What Coursera Means to Them(https://www.youtube.com/watch?v=mnMm8RcM4M8


 コーセラは、誰でも、無料で、自分のペースで世界のトップクラスの大学・機関のさまざまなコースを受講できるだけでなく、希望する修了者には修了証を発行してもらえる(有料)ので、人生半ばで次のキャリアの扉を開こうと考えた際にアピールできる資格として役立つケースもあるだろう。

 また、コーセラの創始者コラーがプレゼンテーションの後半でも強調していたように、受講者同士がオンラインコミュニティを形成し、論文をお互いに評価しあったり、Q&Aに対応しあったりすることで、アクティブな学習姿勢が育まれて学習の度合いが深まっていくという効果も期待できる。

 コミュニティの活動を通じて、将来的に仕事に役立つ人脈を形成できるかもしれない。

「マルチステージの人生」とMOOCが出会うことで、エイジ(年齢)とステージがイコールでなくなり、異なった年代の人たちが同じ経験を共有する機会が増えて、これまでと違った創発のパターンが生まれる可能性すらある。

クリステンセンが予言していた「教育の破壊的イノベーション」

 実は、コーセラのようなMOOCが台頭することを、早くも数年前に予言していた人物がいる。

 ハーバード・ビジネススクール教授、クレイトン・クリステンセン(以下:クリステンセン)である。

 巨大企業がスタートアップ企業の前に力を失う理由を示した経営理論「イノベーションのジレンマ」を、クリステンセンが発表したのは1997年。

 その後、2008年に刊行された『教育×破壊的イノベーション ― 教育現場を抜本的に変革する』(翔泳社)の中で、ITの進化によって教育現場にも破壊的イノベーションが起きること、2015年にはコンピューターを通じた教育が大きなシェアを持つようになることを見事に看破しているのだ。

JBPRESS

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