(英エコノミスト誌 2018年11月3日号)

米株、強気相場の最長更新 連続3453日

米ニューヨークで、強気相場(bull market)を象徴する雄牛(bull)の銅像と並んで写真を撮る人(2010年5月25日撮影)。(c)AFP PHOTO / GETTY IMAGES NORTH AMERICA / SPENCER PLATT〔AFPBB News

米国経済は多くの方向に引っ張られている。

 金融市場はこの数週間で揺らいだかもしれない。実際、米S&P500株価指数は10月に7.3%下落した。

 だが、米国の実体経済はまだ力強く、健全なように見える。10月26日に発表された統計は、2018年第3四半期の経済成長が年率換算で3.5%にのぼったことを示していた。

 大半のエコノミストは、第2四半期に記録した4.2%の景気拡大の後だけに、もっと大きな減速を見込んでいた。

 米国がこれほど急速な成長を2四半期連続で記録したのは、金融危機以降では2014年の1度だけだ。こんな成長は続き得るのか。

 無理だと考える向きもある。

 米国経済はドナルド・トランプ大統領の減税によって一時的な刺激を与えられた。減税措置はしばらく続くが、成長に対するインパクトは続かないかもしれない。

 2月の予算案と合わせると、減税措置は2018年末までに年間国内総生産(GDP)成長率を0.6~0.8ポイント押し上げる。