(英フィナンシャル・タイムズ紙 2018年10月27・28日付)

連日の米株大幅安、トランプ氏「FRBは制御不能」 議長解任は否定

電光掲示板に表示された株価の動きを見つめる投資家。中国・北京にて(2018年10月11日撮影)。(c)Nicolas ASFOURI / AFP 〔AFPBB News

 市場が急落する時には、明確な説明を求める集団的なニーズが圧倒的に大きくなる。

 市場の急落がニュースになり、普段は株価パフォーマンスに無頓着な人も突如、答えを求めるようになる。

 10月第4週は間違いなく、株式にとって危険な月としての10月の評判を確立した。24日のウォール街の相場急落で年初来の上昇が吹き飛んだからだ。

 米国株の急落は、その他多くの世界の株式市場にとってすでにみじめだった2018年に輪をかける。

 米国株の比重が31%を占めるFTSE全世界指数は、2012年以来最悪の月間記録を更新しそうだ。

 ウォール街はほんの5週間で、史上最高値から調整領域(直近の高値から10%下落した水準)へと大きく振れた。

 25日には反発したものの、グーグルとアマゾン・ドット・コムの期待外れな決算発表が株式に再び下落圧力をかける。

 かつて全く動じないように思えた米国株式市場が、他国・地域の株式の冴えない動きと歩調を合わせるようになった理由を見つけるのは難しくない。