(英エコノミスト誌 2018年9月15日号)

アフリカ諸国、中国との熱帯農業技術の協力強化に期待

熱帯農業科学技術協力了解覚書に署名した中国熱帯農業科学院とザンビア開発庁(撮影日不明)。(c)新華社/劉鄧〔AFPBB News

政治の腐敗と低利のローンは危険な組み合わせだ。

 ザンビアの首都ルサカでは、自動車が普段にも増してゆっくり走っている。あちこちに隠されたスピード違反取り締まりカメラにドライバーが怯えているためだ。

 ザンビア政府は資金難に陥っており、そのためスピード違反者が高額な罰金をふっかけられている。

 政府はこれ以外にも、井戸やインターネット電話、さらには天気予報にまで課税すると発表している。

 「一般庶民にしわ寄せが来ている」

 タクシー運転手のジョン・フィリさんはこうこぼす。「どれもこれも、政府がカネを借りすぎたせいだよ」

 街角の不安は市場にも反映されている。

 ブルームバーグ・バークレイズ新興国国債インデックスという指数を見ると、組み入れられている75カ国の国債のうち、2018年に入ってからザンビアほど値下がりしている銘柄は存在しない(図参照)。