韓国における昨年の出生率、1.17に OECD加盟国で最低

韓国・ソウルで、娘を抱きながら歩く母親(2014年10月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUNG YEON-JE〔AFPBB News

 日本と同じように少子高齢化をたどる韓国。少子化に伴い政府では様々な政策を打ち出すがあまり効果をあげてはいない。

 しかし、生まれた子供たちは、彼らなりに様々な流行を作り社会現象を生み出している。

 最初の社会現象としては、「ポロロ」という韓国のアニメキャラクターの登場であった。

キャラクターブームは外国製から国産へ

 それまでキャラクターは日本や米国のキャラクターが韓国市場を独占していたが、「ポロロ」が登場してからは韓国では韓国生まれのキャラクターが市場を占めるようになった。

 ミッキーやミニー、キティちゃんなども頑張ってはいるが、それほど喜ばれるものではないらしい。

 特に、ポロロは小学生以下の子供たちから絶大な人気を博し、別名「ポ統領」と呼ばれた。「ポロロ」と「大統領」をかけ合わせた造語である。

 その次は、ネットで子供の玩具で遊んでくれるお姉さんの登場だ。「ケリーとおもちゃ」でケリー姉さんとして出演してから子供たちから愛された。