おむすびやグラノーラで効果的に摂取を

 スーパー大麦を用いたさまざまな加工食品も販売されている。

「理に叶っていると思ったのは、おむすびです」と松井氏は話す。最近、コンビニエンスストアの棚で見かけるようになった「おむすび」に、「スーパー大麦」と表示されている商品がある。

スーパー大麦が使用された商品の例。(左)ご飯と一緒に手軽に炊くことができる玄麦 バブルスター「LOHAStyle スーパー大麦™」。(右)ケロッグ「オールブラン プレミアム」。

「白いご飯でも、おむすびのように常温のものだと、炊き立てと比較して難消化性デンプンの量が多くなるのです。スーパー大麦の含有量と合わせて二重の効果があります」

「私自身は、ヨーグルトにグラノーラを入れて食べています」と松井氏は続ける。グラノーラは、各種穀類やナッツ類などを糖や食物油と混ぜて焼いたもの。「スーパー大麦」と表示された商品も増えてきている。ヨーグルトにはビフィズス菌、それに乳酸菌といった腸内細菌叢の主要な細菌が含まれているので、いわば善く働く細菌とそのエサの両方を得ているようなもの。一般的にこうした組み合わせは「シンバイオティクス」とよばれ、相乗効果が期待されている。

「こうした機能性のある食材は、ブームで終わらず、ぜひ持続的に摂られるものになってほしい」

 美味しいと感じて習慣的に食べ続けているうちに、「前より体の調子がよくなった」と感じる瞬間が来るかもしれない。あなたと腸内細菌たちは、より良好な関係を築けたということだろう。