Siriの精度はライバルに劣る?

 インターネットと音声操作に関する話題を伝えるニュースサイト、米ボイスボットによると、アップルのSiriは米国スマートフォンユーザーの間で最も多く利用されている音声アシスタント(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

 しかし、米国のネットマーケティング会社ストーンテンプルが行った大手4社のアシスタントサービスを対象にした調査によると、一般的な質問に対する正答率はアップルのSiriが最も低かった(ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス)。

販売台数でも苦戦?

 こうした中、昨今、米アマゾン・ドットコムや米グーグルのスマートスピーカーは販売台数を伸ばしている。アップルも、今年2月にスマートスピーカー「HomePod」を発売したが、米ストラテジー・アナリティクスによると、2~3月における販売台数はわずか、60万台だった。これに対し、アマゾンとグーグルは、それぞれ、400万台と240万台を販売している(1~3月)。

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 また、別の調査会社であるカナリスは、アップルの世界市場シェアは現在、数パーセントと分析。2020年になってもアップルのシェアは10%にとどまると、同社は予測している。

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 ウォールストリート・ジャーナルによると、スマートフォンやスマートスピーカーに搭載され、消費者から人気を得ているAIアシスタントは、今後、自動販売機や自動車など、さまざまな機器に搭載されるようになると、業界の幹部らは予測している。かつて、この分野で先駆者だったアップルは、今、ライバルの後塵を拝しているという状況。一刻も早いテコ入れが必要と同社は考えているのかもしれない。