クックパッドがベンチャー5社とコラボで目指すこと

二人三脚で新ビジネス立ち上げ、その先にあるものとは?

高下 義弘/2018.7.12

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「料理は、人間を人間たらしめている活動である上に、文化の1つとして社会の在り方にも多大な影響を及ぼしている」とクックパッドの住氏は語る。ただ近年は料理にまつわるさまざまな課題が指摘されている。家庭における調理スキルの低下、子供の孤食と食育の必要性などだ。「こうした課題は多々あり、クックパッド1社だけで解決できるものでもない。外部のベンチャー企業と組みながら、世の中における『料理することの価値』を最大化できないかと考えた」(住氏)。

選定時に最も重視したのは起業家の「思い」

 今回、クックパッドが選定したのは以下の5社である。

・アドウェル
(スーパーでの食材の購入履歴から栄養摂取の傾向を推測するアプリ「SIRU+(シルタス)」を開発)
・エーテンラボ
(習慣化を促進するアプリ「みんチャレ」をベースにした活動を展開)
・ビビッドガーデン
(オーガニック農作物の農家直送販売サイト「食べチョク」を運営)
・プランティオ
(プランターにAIとIoTを搭載して、消費者自身が作物の育成に関与する循環型社会を作る活動を展開)
・リンクアンドシェア
(各地域の地元食品メーカーと首都圏などの小売店を結びつける事業活動を展開)

リンクアンドシェアとの取り組みで小売店に設置したクックパッド棚(写真提供:クックパッド)

 クックパッドの住氏は、これら5社を選定する上で最も重視したポイントを「起業家の『思い』」と言い切る。