(小島 健輔:小島ファッションマーケティング代表取締役)

「Amazon Go」を契機に中国でも日本でも“無人店舗”が大流行だが、その実態は“無人精算”のレジレス店舗であり、人海戦術のマテハンが残る限り“無人店舗”にはならない。それはともかく、たかが“無人精算”にあれほどのハイテク装備が必要なのだろうか。

無人精算の3つのメリット

 “無人店舗”には遠いにしても“無人精算”には多大なメリットがある。それは以下の3点だ。

1)レジ作業を無くして人時量(=人件費)を圧縮できる

 レジ作業人時の圧縮だけならセルフレジ、とりわけ顧客の作業負担の軽いスマートセルフレジで十分だが、店頭の一等地を占拠するレジ列は圧縮できず、かえってスペースを食う事例も見られる。