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テクノロジー
2018.05.21

顔認証システム「天網」にみる中国の深謀遠慮
IoT時代、<AI監視カメラの役割>が変わる

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2020年には中国全土を100%カバーする「天網」

「天網」とは、顔認証システムを活用して、動くもの(例:人間やクルマ)を追跡・判別する監視カメラと、中国国民のデータベース(間違いなく海外からの入国者も含まれる)が連動したAIネットワークシステムである。

 前回の連載記事でもご紹介した通り、この「天網」の摩訶不思議な存在感と、Ofo(オッフォ)、MoBike(モバイク)に代表されるシェア自転車の洪水が現在の中国の大都市の二大風物詩になっていると言っても過言ではないだろう。

【参照記事】中国シェア自転車ビジネスが示す勝利の方程式
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/52771

「天網」は2000年代から、まず地方都市で試験的に導入され始めた。

 2012年には首都・北京でも本格的な運用がスタートし、早くも2015年には農村部を除く中国全土の全都市が100%カバーされた、と中国政府から発表された。

 2017年時点で、中国には1億7000万台の監視カメラとネットワークが構築されているという。

 それが決して誇張された数字でないことは、実際に中国の都市を歩いてみると実感できる。

 写真は、上海を代表する目抜き通りのひとつ、淮海中路(ワイハイチュンルー)の街頭風景だが、まず信号機の数よりも街頭監視カメラの台数の方がはるかに多いことに驚かされる。

JBPRESS

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