米国、カナダ、欧州、中南米の大国は、選挙の結果を認めないと話しており、罰として追加の国際制裁を検討している。

 一方、マドゥロ氏は、あまり知られていない候補者2人が出馬するのを容認した。

 州知事を務めた経験のあるアンリ・ファルコン氏と、福音派の牧師ヘスース・ベルトゥッツィ氏だ。

 批判的な向きは、これが外国メディア向けに競争が存在する民主的な選挙戦の見かけを与えると話しているが、士気が下がった野党をさらに分裂させてしまい、多くの人が高い棄権率を見込んでいる。

 その結果、大衆を巻き込んだ昨年の野党の抗議デモとは対照的に、今回は奇妙にも静かな選挙戦となっており、政府が勝利を見込む一方、野党はおおむね敗北を覚悟している。

 「ここベネズエラに絶対にないのは選挙フィーバーだ」

 カラカスのジャーナリストで選挙の専門家のユーヘニオ・マルティネス氏はこう言う。

 「マドゥロでさえ、過去に見られたような大規模な公共集会を開いていない。代わりに、集会は封鎖された街頭での小規模なイベントとなっている」

By Gideon Long in Bogota
 
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