捜査の結果、同僚モデルの女性が容疑者として浮上した。

 5月12日には、「証拠隠滅や逃走の恐れがある」ということで、その女性が緊急逮捕された。投稿した理由は、休憩時間に使う休憩空間の利用問題で被害者の男性モデルといさかいがあったとこのことだ。

 これで一件落着と思われるが、実はこの事件は意外な方向へと波紋を広げていた。

女性の被害者とは比べ物にならない対応

 通常の盗撮では男性が加害者で被害者が女性の場合が多い。盗撮、リベンジポルノ、MeToo運動などで女性が被害を訴えても、男性たちの非難などの2次被害が多かった。

 さらに、MeToo運動以外は、ほとんど報道されることもなく、被害者の女性たちは泣き寝入りするのがオチだった。

 それなのに、盗撮の捜査は迅速に行われ、連日被害者がどれだけ苦しんでいるのかとか、Womadに対する非難などを各メディアが報道した。

 5月11日には、あるテレビ番組で被害者が心情を告白した。それによると、性的羞恥心や侮蔑感で苦しく、対人恐怖症と被害妄想に苛まれ、社会生活、信仰生活など、すべてが中断された状態だという。

 特に、自分がバイトとしてヌードモデルをしていたことは周囲の誰にも言ってなかったので、親や親戚、知人にばれるのがとても苦しいという。