グーグル、人を雑用から解放するAIお披露目 電話で飲食店の予約も

米カリフォルニア州マウンテンビューで行われた開発者会議で基調講演をするグーグルのスンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO、2018年5月8日撮影)。(c)Justin Sullivan/Getty Images/AFP〔AFPBB News

 米グーグルは、米カリフォルニア州で5月8日から開発者会議を開催しているが、この会場で、スマートディスプレーと呼ばれる、画面付きのAI(人工知能)アシスタント機器を披露している。

JBL、LG、ソニーなどから今夏登場へ

 グーグルは、2016年11月に、スマートスピーカー「Google Home」を発売し、この市場に参入した。しかし、いまだ、この分野でディスプレーを備える製品を投入していない。

 これに先立つ、今年1月、同社は米ラスベガスで開催された家電ショーで、アシスタントサービス「Google Assistant」を搭載するスマートディスプレーが、協力企業のブランドで、今夏に登場すると発表していた。

 協力企業とは、米音響メーカーJBL、韓国家電メーカーLGエレクトロニクス、中国パソコンメーカー、レノボ・グループ(聯想集団)、ソニーなどだ。

 そして、今回、グーグルは、その詳細を明らかにした。それによると、これらのブランドとグーグルが共同開発するスマートディスプレーは、今年7月以降、米国で発売されるという。