(英エコノミスト誌 2018年4月30日号)

フェイスブック、出会い機能を導入へ CEOが発表

米カリフォルニア州サンノゼで開かれたフェイスブックの開発者会議「F8」で登壇した同社のマーク・ザッカーバーグCEO(2018年5月1日撮影)。(c)Justin Sullivan/Getty Images/AFP〔AFPBB News

米国の大手ハイテク企業は長年、1つの資産クラスとして扱われてきた。それも過去の話だ。

 フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグルの大手ハイテク企業4社はここ数年間、極地でそりを引く犬のように、底なしのエネルギーで株式市場を牽引してきた。

 そりの乗り心地はおおむね良好で、多くの実りをもたらした。

 シリコンバレーの多くの人にとって、その頭文字から「FANG(注1=fangは英語で牙の意)」と称される4社の盛衰は極めて密に絡み合っているように見えることから、FANGは独特な資産クラスのように扱われた。

 実際、誰もがその株を欲しがったはずだ(下図参照)。

 S&P500種株価指数の構成銘柄が2016年以降に記録した値上がりのうち、20%はこの4社によるものだった。しかし、FANGの運命はもう不可分ではないかもしれない。

 グーグルの親会社アルファベットは4月23日発表の四半期決算で、ここ4年弱で最も高い増収率を達成したが、株価はその翌日に4.5%下落した。クラウドコンピューティングやハードウエアといった新規事業への投資でコストがかさんだためだ。