米アマゾン、独自ブランドのおむつを発売

フランス・パリ(Paris)でタブレット端末に表示されたインターネット小売り大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)のロゴ(2012年11月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL BONAVENTURE〔AFPBB News

 米アマゾン・ドットコムは4月24日、購入商品の受け取り場所に自家用車を指定できるサービスを始めると発表した

車のトランクに配達する「Amazon Key In-Car」

 サービスは「Amazon Key In-Car」といい、同社の有料プログラム「Prime」の会員に追加料金なしで提供する。当初は、全米37都市とその近郊で始めるが、順次規模を拡大し、利用可能な都市を増やしていくとしている。

 サービスの仕組みは次の通りだ。

 まず、顧客はサービス専用のスマートフォン用アプリをダウンロードし、アマゾンのアカウントと、車載情報サービスのアカウントをリンクさせておく。

 次に、アマゾンのウェブサイトやアプリで買い物をする。その際、駐車場所を入力し、配達先に「In-Car Delivery(車に配達)」を選び、注文確定ボタンを押す。

 配達当日は、4時間枠の配達予定時間が通知される。そして、配達時は、アマゾンのドライバーが正しい注文商品を持ち、入力した駐車場所にいるかをシステムが確認し、認証。これにより、ドライバーは車のトランク、あるいはドアを解錠できるようになる。

 商品を車内に入れた後、ドライバーは車を施錠し、配達を完了。顧客には、その旨を通知する。このとき鍵の閉め忘れ対策として、一定の時間がたつと、自動施錠する仕組みも用意している。また、顧客はアプリで、いつ、解・施錠されたかを確認できる。

 駐車場所は、自宅のガレージ前や、道路、職場の駐車場など、どこでもかまわない。ただし、一般に開放されている場所で、入力した駐車地点から2ブロック以内である必要があると、アマゾンは説明している。