アジャイル開発支援企業(中小の元気企業)

 このカテゴリは、実際に開発を行う優秀なエンジニアを育成している企業群である。

 実際にビジネスをDXするにあたっては、モダンなITの知識(例えばクラウドやIoT、開発環境や言語)を持つエンジニアを集めることが必要になる。多くのユーザー企業にはこういった人材はまだ少なく、内製することが難しい。これまでの大きな開発であれば、大手のSIerに発注していたのだが、要求が決まらないものを一括発注するわけにはいかない。不安定な要求をPoCから小さなチーム(10名以内)で回すことから始めなければならない。そのためには、技術力を持つ元気な中小企業とタッグを組むのがおすすめである。内部にスクラムマスター人材を育成している企業も多い。以下は、筆者が知っている技術的に優秀な中小企業をピックアップしたリストである。

・アットウエア
https://www.atware.co.jp/
アジャイル + Java/Scala + AWS で、お客様との恊働ソフトウエア開発

・永和システムマネジメント(esm)
http://www.esm.co.jp/
http://agile.esm.co.jp/
アジャイル開発支援(リモート含む)。Rubyの専門部隊もある

・ソニックガーデン
https://www.sonicgarden.jp/
「納品のない受託開発」によってアジャイル開発支援

・アジャイルウェア
http://agileware.jp/
アジャイル開発支援、Ruby開発、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の提供

・えにしテック
https://www.enishi-tech.com/
札幌拠点のアジャイル開発支援。Rubyが得意、アジャイル導入支援や教育も

・グロースエクスパートナーズ
https://gxp.co.jp/
顧客視点のコンサルティングから開発・保守まで

・クラスメソッド
https://classmethod.jp/
AWS やモバイルを得意とするビジネスIT開発支援

・CI&T
http://www.ciandt.com/jp-ja
デザイン構想とリーン開発でグローバル企業の革新を支援する、デジタルテクノロジー専門家集団

・アイレット
https://www.iret.co.jp/
クラウド活用のインフラから開発まで

・クリエーションライン
https://www.creationline.com/
DevOps導入支援、コンテナ技術が得意

 私が社長を務める永和システムマネジメント(esm)は、ウォーターフォール型の開発を得意としていたが、2005年以降、徐々にアジャイル開発へのシフトを強めており、Rubyのアプリケーションに特化した部隊、さらに開発言語によらず福井のリモート開発を柔軟に活用してPoCの受託開発を行う部隊などを保有している。

 ここに上げた会社群は、すべてクラウド時代のアジャイル開発を担う技術を備え、モダンな開発環境やツール利用に長けた人材が多い。

 エンジニアの流動性が高い米国では、プロジェクトが始まるとエンジニアを直接雇用して内部でアジャイル開発を行うユーザー企業がほとんどである。日本では、まだまだユーザー企業にIT人材が不足しているため、このような優秀なエンジニアが所属する受託開発企業がより活発に活動するようになることを筆者は予想している。