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イノベーション
2018.02.19

CES 2018で見たコネクテッドな生活の近未来
IoT時代、<家の中での体験>も変わる

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 かたや日本企業の動きはどうだろうか。

 今年は、パナソニックが、テスラとの車載用バッテリーの提携を背景に、電気自動車を想定した自動運転関連技術に展示内容を絞り込んだこともあり、残念ながらスマートホームの領域で米国、韓国、中国勢の企業の向こうを張れるだけの存在感を示した企業は皆無だった。

 わずか数年前、4Kや8Kの大画面液晶テレビがショーの主役だったCES2014以前では、日本の家電・AV企業が百花繚乱状態だったことを思い起こすと、IoT時代におけるプレイヤー同士の生存競争の熾烈さと栄枯盛衰のスピードの速さに、愕然とした想いを抱かざるを得ない。

「コネクテッド」で向上するクオリティ・オブ・ライフ

 不摂生による肥満・生活習慣病や、ストレスが原因での不眠症が慢性的な社会問題となっている米国で、IoTの有望市場として注目されているもうひとつの領域が「ウェルネス・フィットネス」である。

 今回はこの領域の中でも、とりわけ健康状態の把握や改善提案が難しいとされるスキンケアのソリューションにフォーカスして見ていこうと思う。

ヘルスケアにフォーカスしたフィリップスの展示ブース。

 家電からBtoBの医療機器、家庭用ヘルスケア家電へ「なりわい」の軸足を移しているフィリップス(本社オランダ)。

 展示ブースでは、スキンケア、オーラルケア、睡眠改善などヘルスケア領域で多彩なソリューションを展開していたが、中でも注目を集めていたのは女性向けのスキンケア「Philips Skincare Assistant」である。

 専用の小型センシングデバイスを使って、顔の肌の数カ所の保湿度を定期的に測定するだけで、スマートフォンのアプリ上で詳細な肌レポートを得られるというサービスだ。

 あらかじめ、お客さまの生活習慣がアプリの中の質問に答える形できめ細かく把握されているので、測定したデータを蓄積し解析するアダプティブラーニング(適応学習)の技術を使って、お客さまに最適化されたお肌の改善提案を提示することができるというのがセールスポイントのようだ。

JBPRESS

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