(英エコノミスト誌 2018年1月20日号)

FBザッカーバーグCEO、中退したハーバード大から名誉博士号

FBザッカーバーグCEO、中退したハーバード大から名誉博士号 。(c)AFP/Getty Images/Paul Marotta〔AFPBB News

グーグル、フェイスブック、アマゾンによる市場支配は消費者にとっても競争にとっても悪い。

 少し前まで、西側諸国の大手ハイテク会社の経営者はまさに夢のようなポストだった。

 多額の収入が入ってくるとともに、多くの称賛も受けられたからだ。確かに、グーグルやフェイスブック、アマゾン・ドット・コムといった企業はこの世界をより住みやすい所にしてくれていた。

 ところが今、これらの企業は「bad(悪い)」ならぬ「BAADD」な存在だと批判されている。

 「Big(巨大な)」うえに「Anti-competitive(反競争的)」で、「Addictive(中毒性がある)」し「Destructive to Democracy(民主主義に害を及ぼす)」というのだ。

 規制当局には罰金を科され、政治家からは厳しく詰問され、かつて支持してくれた向きからも、あの力の強さは有害だと警鐘を鳴らされている。

 こうしたハイテク企業叩きの大半は誤解に基づいている。

 まず、大企業だから必然的に悪いことをしているに違いないとの見方は明らかに間違っている。