雅子妃が「適応障害」という病気を患われてから、今年で15年になる。皇后に即位する雅子妃の健康状態は、国民とともに、新天皇になる皇太子の一番の不安と心配でもある。

 雅子妃へのプレッシャーが高まることは避けられない。

 海外メディアは、優秀な医師団のもと、20年近く経っても、なかなか病状が良くならないのは、その原因となるものが複雑化していることも挙げられるだろうと見ている。

雅子妃の病状に影落とす実父

 その代表的なのが、雅子妃に対する「実父の影響」だとされている。

 新聞記者時代(筆者)、外務省を担当し、同省記者クラブに所属していたとき、ある官僚から次のような話を聞いた。

 「雅子妃には典型的な『官僚思考』がある。私の先輩であった小和田氏(雅子妃の父)もそうであったように、信頼しない人間は、皇族、政府、東宮の人間であっても、関係なく、否定する」

 「接触したくない人とは自ら口も聞かないし、交流をもたない。小和田氏に限らず、エリート官僚に見られる現象だ」とした上、「人を『敵か、味方か』で判断する場合がある」