Webでのネットビジネスを中心とする小さなスタートアップの会社ではアジャイル開発がもはや当たり前となり、大きく成長しても既存資産と新規開発をどのように結びつけるか、を考えながら成長を描いている。2011年からはじまるカンファレンスである、スクラムギャザリング東京は、このような流れの先駆けとなるコミュニティである。

 その流れに伴い、Webビジネス企業へのエンジニア流動も起きている。ビジネスと直結した開発(自分たちの貢献が直接事業の成功に結びつくやりがい)を求めて転職する大手SIer出身のエンジニアが増えてきているのだ(下の図を参照)。

キャズムを超えた日本のアジャイル

 さて、ここでようやく現在である。下の図の中で「3rd Wave」と描いた位置に私たちは立っている。デジタル革命が各産業を破壊しはじめた外的環境変化によって、日本でもアジャイルが認知され、積極的に採り入れられるようになった。