スマートフォンを操作しながらの行動は、歩行中であれ乗り物の運転中であれ、危険な行為である。先日はついに、スマホを操作しながら自転車に乗っていた女子大生がぶつかった歩行者を死なせてしまうという重大事故が起きてしまった。またクルマの場合は以前から事故の原因として運転手がスマートフォン操作をしていたなど、“ながら運転”であるケースが後を絶たない。実際、警察庁のデータによると平成23年と比較した平成28年は、事故件数全体が減っている中でスマホ等を使用中の事故件数は約1.6倍になっているという。

原付以上運転者(第1当事者)の交通事故件数と携帯電話使用等に係る交通事故の発生状況(平成23年以降) ※警察庁提供数字よりMomoにて作成

そんな社会問題化している“ながら運転”をなくす事業用車向けのIoTソリューションについて、IoTベンチャーのMomoが12月20日に発表会を開催した。発表会の席上では同社の代表取締役である大津真人氏によるプレゼンテーションを展開。その技術についての紹介が行われた。

Momo代表取締役 大津真人氏