まもなく米ラスベガスで開幕する家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を目前にし、米メディアが今年こそはタブレット端末の本格的な市場競争が始まると報じている。

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昨年のCESでHP製の新型タブレットPCを紹介するマイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者〔AFPBB News

 昨年の同見本市では、米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が登壇し、3種類のタブレット端末を披露。それらが数カ月以内に市場投入されると説明した。

 メーカー数十社も自社製端末を披露したが、2010年を振り返ってみると結局登場したのはわずか数種類の端末のみ。マイクロソフトの基本ソフト(OS)を搭載したものは出なかった。

 米アップルが4月に「アイパッド(iPad)」を発売し、見事に成功させたことで結果として2010年はアイパッド一色の年になったと米ニューヨーク・タイムズは伝えている。

 そうした中、この1年間アイパッドの成功を確認してきたライバル各社は今年こそはと市場参入を決めている。同紙によると、今年の家電見本市で製品を発表するメーカーは、東芝、カナダRIM(リサーチ・イン・モーション)、米ヒューレット・パッカード(HP)。

 また経営幹部の出席が予定されている米モトローラや、前述のマイクロソフトのバルマーCEOも発表を行うのではと見られている。

 市場調査会社も2011年はタブレットの需要が急増すると予測している。例えば米フォーレスターリサーチは、昨年1030万台だった米国の販売台数は今年は2400万台になると見ている。米IDCは、2011年の1年間に世界で4200万台が販売されると予測している。

 昨年の10月時点におけるアイパッドの世界累計販売台数が746万台だったことを考えると市場規模は一気に拡大することになる。