合意事項の骨子は次のとおりだ。

■OPECは2017年11月30日の(減産)決定を維持する。

■OPEC・非OPECは、自発的に合意した生産調整(production adjustments)を全面的に遵守することを誓う一方、協力宣言は2018年末まで有効とする。

■主に供給面で、さらに少しは需要面でも、増加状況に関する不確実性が存在するため、その時点での市場環境とリバランスの進捗状況により、2018年6月にさらなる調整(adjustments)を行う機会を持つことを考慮する。

■非OPEC10カ国は、自発的あるいは管理された下落(voluntary or managed decline)により、それぞれの石油生産量を調整し続ける。

■個別かつ全体として(individually and collectively)協力宣言を全面的にコミットすることを誓う。

■生産者と消費者の便宜のために、ダイナミックかつ透明性のあるフレームワークを通し、中長期的に持続可能な市場安定性に対する共同分析と展開に関する協力を強化する。

■共同技術委員会とOPEC事務局の協力を得て、協力宣言の遵守状況を詳細にレビューし、OPEC・非OPEC会議に報告をする共同市場監視委員会への負託(mandate)を延長することを支持する。

■技術的なレベルおよび大臣レベルの定期的会議を通じて、継続的かつ積極的な協力を確実にする。

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