ただし、1人当たり消費額を見てみると、まだ低水準にとどまっています。いくつか公開されているデータを調べたところ、2014年時点における中国の1人当たり化粧品消費額は日本の約6分の1程度と分析されています。

 現在はこの差はもう少し縮まっていると思われますが、まだまだ日本と中国では化粧品の個人消費額に大きな差があります。

 ただ、これは逆に言えば、今後中国の化粧品消費額はまだまだ大きく伸びる余地があるということです。これらを総合すると「きわめて将来性が大きい市場」と判断できるでしょう。

依然として主流は海外ブランド

 次に、ミクロ分析へと移ります。

中国における10大化粧品ブランド
(出所:十大品牌網)

 上の表は中国のブランド批評サイトで「化粧品の10大ブランド」として挙げられたブランドです。

 見ての通り、日本の資生堂を含め海外ブランドが多く入り、中国ローカルブランドは「佰草集」「百雀羚」「相宜本草」の3つだけにとどまっています。