グーグル、リアルタイム会話翻訳が可能なイヤホン発表

米カリフォルニア州サンフランシスコで行われたグーグルの新製品発表会で紹介されたワイヤレスイヤホン「ピクセル・バッズ」(2017年10月4日撮影)。(c)AFP/Elijah Nouvelage〔AFPBB News

 久しぶりに、学生にプレゼンテーションを教えました。なかなか良かったようで、いろいろな反響があり、価値還元できるのなら、また教えてみてもいいかなと思っています。

 18年前に東京大学に呼ばれてから最初の7年間、4000人ほどに「必修情報処理」という科目を教えましたが、3年目あたりから、パワーポイントを用いた「1分間2か国語プレゼンテーション」という課題を実施しました。

 すべて学生同士で(班の中で順繰りに)デジタルビデオで撮影し合い、相互評価し合うというものです。

 翌週になると数百人分のビデオが集まりました。当時教育助手としてコースを支えてくれていた現在は中部大学で教鞭を執っている福田貴成君の尽力で、初期はディスクに焼かれていたり、サーバにアップロードされていたり・・・。

 ユーチューブなどが普及する10年近く前に、フルデジタルのオーディオ・ビジュアル環境でこうしたことが学べたわけで、当時の履修者諸君(いまは30歳前後と思いますが)は相当得したはずだと思います。

 受講中は学生は文句しか言いませんが、こうした進んだ教育を、私は個人研究費を割いて実施していました。ちなみに「学内非常勤」で、先生はいくら働いても謝金は「ゼロ円」。一切ありません。

 大学生時代の家庭教師アルバイト以来、私は自分が担当した学生を受験で失敗させたことがありません。もとから無理というターゲットではなく、その子に可能な範囲ですが、学部入試でもきちんと東京大学理科Ⅰ類などに合格しました。

 また、大学院入試は「学部は入学、院試は入院」というぐらいで、元から入りやすいので、私自身が学生時代から、サポートした受験生が落ちたことは一度もありません。

 特に面接のプレゼンテーションと質疑応答は、完璧な指導をします。