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イノベーション
2017.10.12

アマゾンの「ゼロクリック」は壮大な社会実験だ
IoT時代、<ショッピング体験>が変わる

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 また、リアルの<ショッピング体験>でも、アマゾンは破壊的イノベーションをリーン・スタートアップで狙っている。レジの前に並び、会計をする必要のない「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」がそれだ。

(参考)Amazon Goのプロモーションビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=NrmMk1Myrxc

 加えて、最近の大きな事件として、2017年8月、アマゾンは137億ドル(約1兆5000億円)もの巨費を投じて、米国内の高級スーパー「ホールフーズ」買収完了を発表した。

 ネット通販としてのアマゾンは、これまで生鮮食料品や加工食品の取り扱いに難点があるとみられてきた。しかし、オーガニックにこだわった食品の品質の高さとトレーサビリティ(生産・加工・流通などの過程を明確にすること)で定評のあるホールフーズを自らの傘下に収めることで、弱点を強みに転換した。

 今後、アマゾンは、ホールフーズの店頭にネット通販の商品を受け取ったり、返品できたりする専用のロッカーを設置するという。ホールフーズのようなリアルの店舗を生鮮食品の配送拠点として活用するだけではなく、宅配のサービス拠点として機能性を高めていくことも既定路線のように映る。

 米国では、アマゾン・エコーから音声対話の「ゼロクリック」で注文した生鮮食料品や加工食品が即日、宅配される日も遠くはないだろう。

独走する「アマゾン生態系」に対抗するグーグル、周回遅れの日本勢

「ゼロクリック」でのショッピング体験は、米国ではすでに大きな潮流になりつつある。

 マクロなトレンドを理解するために、「ゼロクリック」で先行するアマゾン以外のキープレーヤーの動向についても、少しウォッチしておこう。

 実は、2017年8月、アマゾンのホールフーズ「買収」とほぼ時を同じくして、グーグルも小売最大手のウォルマートとの「提携」を発表した。

JBPRESS

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