IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

イノベーション
2017.10.12

アマゾンの「ゼロクリック」は壮大な社会実験だ
IoT時代、<ショッピング体験>が変わる

BY

 アマゾン・エコーが提供する数あるサービスの中でも、生活者の足元でのブレークスルーが最も顕著なのが、冒頭でも述べた「ゼロクリック」でのショッピング体験の領域だと言えよう。

 米国ではアマゾン・エコー所有者の半分以上が「ゼロクリック」ショッピングの経験があり、しかもその3割は週に1回以上のショッピングをするヘビーユーザである、との調査もある(日本経済新聞 2017年8月24日朝刊) 。

 アマゾン・エコーが提供する「ゼロクリック」でのショッピング体験は、デジタルギークやアーリーアダプターの知的好奇心を刺激するだけでなく、長い目で見て、本当に人間の生活を豊かにするのか。

 今回はIoTの視点から、アマゾン・エコーの「ゼロクリック」ショッピング体験に光を当てて、考察を進めていきたい。

アマゾンが仕掛けてきたショッピングの「破壊的イノベーション」

 これまでもアマゾンは、ショッピング体験の領域において、数々の「破壊的イノベーション」を仕掛け、新たな体験を生み出してきた。この点だけでも多分に「確信犯」である。

 そもそも、送り先の住所と支払い情報を事前登録しておけば、注文ボタン1回のクリックのみで買い物が可能になるという「ワンクリック」ショッピング自体が、1997年9月にアマゾンが米国で出願した特許である。

 つい最近、米国ではこの特許が期限切れで失効したが(日本では来年、期限切れを迎える予定)、アマゾンはそんなことは全く気にならないらしい。常に先手先手と、破壊的イノベーションを繰り出し、われわれが従来慣れ親しんだ体験を焼け野原に変えようとしている。

「ワンクリック」と「ゼロクリック」の中間、いわば「0.5クリック」というべきサービスが、日本でもプライム会員向けサービスとして導入されている「Amazon Dash Button(アマゾン・ダッシュ・ボタン)」だ。

(参考)Amazon Dash Buttonのプロモーションビデオ(https://www.youtube.com/watch?v=w1lrQgXa6pY

JBPRESS

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

日立情報通信エンジニアリング、IoT機器向けデータ保護ソリューション
サムスン、eSIM内蔵の追跡タグ Connect Tag発表。NB-IoTとGPSに対応し正確な位置情報を把握可能
会議室の利用効率化をIoTで手軽に実現、「ビジネスパック」をサテライトオフィスが提供
imecとADI、次世代IoTデバイスに向けた共同開発契約を締結
SAPジャパンがデジタルビジネスを推進する新サービス発表 | IT Leaders
国内IoT市場、2020年に1兆3800億円規模--適用分野は多様化
OKI、製造ラインの温度や橋梁の歪み等、多地点で異常を検出するIoTの「光ファイバーセンサー」評価キットを提供開始
IoT活用企業の64.7%が「期待通り」「期待以上」の効果を実感、全体の期待値は横ばい~富士通クラウドテクノロジーズ調査
シスコが2018年度の事業戦略、デジタル変革の支援サービスなど新設(ニュース)
[ケータイ Watch.biz] ドローンを使ったビジネスを導入から運用までフルサポート、KDDIが提供
いまさら聞けない、スマートファクトリーを超整理。わかりづらいところを全部解説 その2[Premium]
ウインドリバー、IIoTデバイス管理プラットフォームの最新版を発表
安川電機、IoTやAIを活用したものづくりの実現をサポートする産業用モーションネットワーク「MECHATROLINK-4」を開発
日立、生産計画の自動立案と3D作業手順書を自動生成するシステムをIoTプラットフォーム「Lumada」のソリューションコアとして提供開始
【特別企画】IoTの進化で変わるものづくり! その現状と課題に迫るセミナー開催!! シャープ、日刊工業新聞などが登壇
Google CloudがCloud IoT Coreのパブリックベータをリリース

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。