IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

イノベーション
2017.09.19

カネの匂いがするIoTとは?
ビジネス成功の鍵は「見える化」の向こう側

BY

クラウドファンディングの成功事例、IoTによるスポーツ技術向上のソリューション

また、近頃は野球やサッカーのボールにセンサーを埋め込むことで、より正確なスポーツデータを取得できるようなソリューションもできている。

クラウドファンディングでの支援も成功している「スマート野球ボール」(https://www.makuake.com/project/strike/)では、ボールの3次元軌道、回転数、回転軸、スピード、ストライクゾーンへ入ったか、など様々な情報が正確に取得できる。投球記録はクラウドに保存されアプリで確認可能だ。

ストライクゾーンにボールを投げられる割合が日々向上するのも「見える化」されるため、練習の結果技術が向上していることを体感だけでなく数値の裏付けを含めて実感できる。

見える化と、競技者にとっての感動を合わせた製品。クラウドファンディングで支援目標額の3倍をクリアしたのもうなずける。
具体的なメリットの可視化や新たな価値の創出がIoTビジネス成功の鍵

IoTがビジネスになるかどうか。以上の事例からポイントは2つに絞れそうだ。

・「見える化」の先にあるコストダウン、売上げアップなどの具体的なメリットまで用意すること
・感動するレベルの新しい体験を利用者に提供すること

業務寄りのIoTでは、見える化はコストダウンのための手段でなければならない。目的であってはいけないのだ。IoTによってデータ収集は容易になった。それをいかに活用するか。その視点があって初めてIoTがお金を生むことになるだろう。

感動を呼ぶIoTでは様々な感情の揺さぶり方を考えなければならない。データを送受信し蓄積できた後に何を感動に結びつけるか。この手腕が製品開発者には問われそうだ。

「見える化」した次のステップを提示できるかどうか。ここがIoTのビジネス化の鍵となりそうだ。

JBPRESS

あわせてお読みください

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

話題のキーワード

注目連載

あわせてお読みください

IoTニュース

ボッシュ・ジャパン、イノベーションフレームワーク「FUJI」 でIoT・AI領域へ積極参入[PR]
KDDIが工場向けIoT――センサーからデータ分析までワンストップで提供
NEC、製造業のデジタルトランスフォーメーションに向け、共創型体験スペース「NEC DX Factory」を開設
IoT市場を牽引する自動車と産業用インターネット - IC Insights
パナソニック、レガシーと最先端技術でモノにした3つの新規事業
IoTやAI、ブロックチェーンなどの最新技術が集結--Interop Tokyo 2018開幕
「ロボット×IoTデバイス」で介護負担を軽減、NTTデータが見守りロボットサービス「エルミーゴ」を提供開始
「5G」標準仕様の策定が完了、サービス開始へのカウントダウンへ
TIS、IoTプラットフォーム推進団体「FIWARE Foundation」に参画
IBM、エッジと連携するアナリティクスクラウドデータ基盤
ニャンだこれは?「AIoT」を活用して、大切なネコの健康を見守るプロダクト『ペットケアモニター』がシャープから登場
ArmがStream Technologies社を買収、IoTコネクティビティとデバイス管理ソリューションを拡充
Interop Tokyo 2018 、IoTやAIと、ネットワークの関係を考える
さくらインターネットがIoT/M2M向けSIMサービスでSIMルート機能
セキュリティターミナル製品の要求仕様を策定、セキュアIoTアライアンス
CypressとSemitech、スマートシティー市場で協業

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。