チューリヒ工大はEUの真ん中にあいた穴、スイスの大学でケンブリッジとの関係を大切にしていました。しかしブレグジットで英国はいまや欧州連合外となり、東大とすれば広域通貨ユーロを擁する欧州連合の高等学術中枢との連携を少しでも強化するべく、私自身動いている最中です。これについてはここに記せることはまだ限られています。

 他日お話できることが増えればと思いつつ、議論を先に進めましょう。

 英国が有利になるこの採点方式で世界の大学をスコアリングすると、日本では東大が46位ですがアジアでも第6位で、シンガポール、中国、香港に及びません。

 同様に東アジアの大学について一部のスコアを並べてみると

                  総合点 教育 研究 論文引用 国際性

22位 シンガポール国立大                  82.8  77.4  88.2  81.3  95.8

27位 北京大学                          79.2  83.0  85.1  74.2  53.0

30位 北京清華大学                        79.0  80.2  93.2  71.4  41.0

40位 香港大学            75.1  68.8  77.9  74.2  99.5

44位 香港科技大学          72.7  55.2  68.4  93.1  83.4

46位 東京大学                          72.7  79.5  85.2  63.7  32.2

74位 京都大学                          64.9  71.8  78.0  50.9  28.2

74位 ソウル国立大学                       64.9  69.3  71.2  60.6  34.1

 一番右の国際性は分かりやすい指標で、シンガポールが高い国際性を誇るのに対して中国の巨大大学2つはせいぜい5割と内向きであることが分かります。

 東大が32点、京都は28点、ソウルですら34点で、日本は半島の韓国に及ばない島国ぶりであるのが、数字で確認できるでしょう。