トランスジェンダーの米兵5人、トランプ大統領を憲法違反で提訴

米ニューヨーク、タイムズスクエアにある軍の採用施設の前で行われたドナルド・トランプ大統領への抗議デモ(2017年7月26日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD〔AFPBB News

 これだけの内憂外患をものともせず、猪突猛進する米大統領は米史上でも珍しい。ドナルド・トランプ大統領の不支持率はついに61%にまで上昇した。支持率は33%と最低記録を更新し続けている(米キニピアック大学世論調査)。

 同大世論調査班は、「日々明らかになる醜聞や不手際が悪い結果につながる波状現象を起こしている」と分析している。

 しかし、コップの中に3分の1の水が入っているのをどう見るか、いわゆる「コップの中の水」論を持ち出せば、まだ33%がトランプ氏を支持をしているとも言える。いったい、この33%の米市民はどんな人たちだろう。

 トランプ大統領が何度か出かけて行って、トランプ支持大集会を開催してもらっているペンシルバニア州ハリスバーグ市に住むブルーカラーのマイク・ホワイトヘッドさん(51)にトランプ大統領を熱烈支持するわけを電話で聞いた。

リベラルなエリートが何より嫌い

 ホワイトヘッドさんは筆者にこう語っている。

 「俺たちは黒人やラティーノ、同性愛者やリベラルなエリートが大嫌いなんだよ。米国をダメにしているのは奴らなんだ。その象徴がバラク・オバマ(前大統領)だったし、ヒラリー・クリントン(前民主党大統領候補)だった」

 「オバマが去り、ヒラリーが選挙に負けてせいせいしてる。トランプ大統領の言っている『リアル・アメリカ』(Real America)*1に戻すことが俺たちの願いだ」

 「大統領は今それを必死になって実現しようとしている。ロシアゲートだって? あれはコミ―(共産主義者の別称)の仕業だよ。そのうち収まるさ」

*1=保守派は「かっての古き良き米国」を漠然と描いているが、本音は「白人中心の豊かで安全な米国。マイノリティや不法移民に邪魔されない、かっての白人優先社会」のこと。