以上の3つのコツに気をつけて、5分だけでも話を聞いてみてください。驚くほど深い内容の話が聞けるようになるはずです。

一緒に働いている人の胸のうちは?

 普段一緒に働いている人を理解するためには、やはりコミュニケーションが欠かせません。もしも飲み会などで話をする機会があったら、ふだんできない話を積極的にして、その人をもっと理解してみましょう。

 具体的にどんな話をしてもらったらいいか思いつかない場合には、「仕事で楽しい、充実していると思ったこと」や「キツかった、しんどかった、乗り越えた経験」等について聞いてみると、「あ、この人、そんな考えを持って仕事に臨んでいたのか!」など、その人が大切にしているものが分かり、関係性が深まったりします。

 そして、そんな話が聞けると、もっと相手のことを知りたいと感じるようになりますし、相手もその気持ちを感じることで、より親しみを覚えてくれるかもしれません。

 ぜひ試してみてください。そして、その結果、自分の内面に起こったことや変化、相手に起こった変化などについて考えてみてください。