世界一高くて長いガラス橋が開通、中国・張家界

中国中部・湖南省の張家界の谷に掛けられた世界で最も高くて長いガラスの橋で、写真撮影をする観光客(2016年8月20日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR〔AFPBB News

 モバイル通信事業者の国際業界団体GSMAが先ごろ公表したリポートによると、世界のモバイル通信サービスの加入者数は、今年(2017年)6月の時点で50億人の大台に乗った。

今後の成長もインドと中国が牽引

 このことは、世界人口の3分の2以上がモバイル通信を利用していることを意味している。さらにこれが2020年末までには、約57億人へと増え、世界人口のほぼ4分の3がモバイル通信を利用するようになると、GSMAは予測している。

 とりわけ加入者数が多いのはアジア太平洋地域で、世界のモバイル加入者数の大半(55%、27億人)が現在この地域に住んでいる。このうち、中国の加入者数は10億8100万人と最も多く、これにインドの7億3000人が続いている。

 そして、GSMAが6月28日に公表した最新リポートによると、2020年末までの3年半の間に、モバイルサービスに加入する人の数は、中国よりもインドの方が多くなる見通しだ。

 その内訳は、インドが2億600万人、中国が1億5500万人。新規にモバイルサービスに加入する人数全体に占めるインドの比率は27%、中国の比率は21%。つまり、この2カ国だけで、今後の世界における新規加入者数のほぼ半数を占めると、GSMAは見ている。