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イノベーション
2017.03.17

自動運転とAIの到来が描く「製造業に不都合な未来」
IoT時代、「移動する体験からライフスタイル」が変わる

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自動運転車とAIの関係

 それでは、自動運転車とAIの関係はどんなものなのだろうか。AIが自動運転車に提供する機能的な価値として重要なものには2タイプあると考えられている。

 ひとつ目は「人間の代行として認知・判断・操作を司る機能」、そして、ふたつ目は「人間の思考や行動をアシストするHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)としての機能」である。

 前者については、平たく言えば自動車の運転を人間に代行して行う機能であるが、「自動運転化5つのレベル」を中心にウエブ記事や新聞紙上などですでに多くが語られているので、今回は割愛する。

 今年のCESでフィーチャーされたのは、後者の機能、すなわちAIが人間との対話(自然言語)によって自動車の運転に関する機械的な操作を行ったり、人間に心理的な不安を与えないようなメッセージを発信したりする、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)としての機能である。

 トヨタ自動車の「Concept-愛i」に搭載されている「Yui」、ホンダのEVコミューター「NeuV(ニューヴィー)」に搭載されているソフトバンクとの提携によるAI、日産自動車によるマイクロソフトのAI「Cortana」への対応など、日本の自動車メーカーの取り組みが注目されたと言える。

 昨年のCESでフォルクスワーゲンがコンセプトカー「eBuddy」で行った人間とAIとの対話型のデモ、同じく昨年に発表されたフォードによるアマゾンのAIアシスタントサービス「Alexa(アレクサ)」対応などと考えあわせると、人間とAIとのインターフェイスとしてはボタン操作やジェスチャーではなくて、自然な会話による音声コマンドになっていくことはほぼ間違いがないだろう。

 これらは、先述したNVIDIAのBB8のデモ映像自動運転車に搭載されるAIのHMIとしての機能を随所に表している。しかもそれは遠い未来の話ではないのである。

JBPRESS

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