IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

テクノロジー
2017.02.23

サイバー攻撃の脅威への対策のほかに企業が注意すべきは?
消費者意識から読み解く、個人データ活用のポイント

BY

生活と密接に関わるIoT機器。さまざまなデータを集積し、我々の生活を便利にしてくれる一方で、“プライバシーを侵害する存在”にもなり得る。以前紹介した記事では、4人に1人は個人情報の提供が必要ならIoT家電を「使いたくない」という結果が出ている。

2016年10月に米国のDyn(ダイン)社がサイバー攻撃を受けて、「Twitter」や「Amazon」などのWebサービスが突如利用できなくなる事件が発生した。サービスの利用ができなくなったのは、URLアドレスの名前(ホスト名)と、実際に接続するサーバーのIPアドレスを変換するDNS(ドメインネームシステム)がダウンしためだった。理由は、IoT機器の初期パスワードを狙って乗っ取ろうとする「Mirai(ミライ)」と呼ばれるマルウェアに感染した端末10万台以上から、大量のデータを送りつけて接続しにくくする「 DDoS攻撃(分散サービス拒否攻撃)」を受けたから。

企業がIoTを活用する際、こうしたサイバー攻撃の脅威への対策のほかに、消費者が不快に思わないような個人データの活用も必要だ。

KPMGコンサルティングが実施した「消費者プライバシーデータに関するグローバル意識調査2017」によると、平均で56%が企業による個人データの取り扱い、及び利用方法について「懸念している」または「非常に懸念している」ことがわかった。消費者は個人データに関して、どのような意識を持っているのだろうか。

消費者の60%が不快? クッキー削除で個人データの防御策

調査結果を見ると、約60%がプライバシーデータを守るために「インターネットブラウザのクッキーを削除している」と回答。個人データ保護のための行動をとるということは、企業が無差別的に個人データを収集することについて、不快に感じているということだ。

消費者がプライバシーデータを守るために普段用いている防御策(消費者プライバシーデータに関するグローバル意識調査2017)
JBPRESS

あわせてお読みください

注目連載

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

あわせてお読みください

IoTニュース

KDDIら、宮古島でLoRaWAN/IoTを活用したマンゴー栽培の実証実験
ルネサス、省電力広域ネットワーク標準化推進団体「LoRa Alliance」に加入
日立、IoTなどと連携し物理セキュリティデータを収集・分析するための統合基盤を開発 | IT Leaders
MOVIMAS、6次産業化を見据えた小型で安価な環境計測IoTサービスを提供開始
ファーウェイと独テレコム、パブリック・クラウドでIoTに参画
IoTの導入検証をワンストップ提供--キヤノンITSがサービス化
コニカミノルタがIoT市場に本格参入、エッジコンピューティングでデータ駆動型経営を支援 | IT Leaders
ファーウェイ、ハネウェルとスマート・ビルディング・ソリューションの開発に向けた協業を発表
NXP、セキュアなIoTアプリケーション開発向け実証済みフレームワークを発表
TI、IoT機器開発を容易化する新マイコン開発プラットフォームを発表
セゾン情報、「HULFT IoT」の最新版を提供開始 - PoC専用ライセンスも拡充
100%のコード再利用が可能、TIが新MCU開発環境
日立、IoTと連携してフィジカルセキュリティのデータを可視化する基盤
キヤノンITS、高速開発ツールを中核としたIoT向けPoCサービスを提供 | IT Leaders
SBT、ダイキンらと共同で「ストレス度を数値化」して職場環境の改善などにつなげるIoT実証実験を実施
ルネサス、1年以内にLoRaWANに対応したマイコンの製品化を目指す

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。