IoT(Internet of Things)の最新ニュースや企業&ベンチャー事例(ケーススタディ)ほぼ毎日掲載

コミュニケーション
2016.12.01

第3の感覚“触覚”によって広がる未来
新たなコンテンツの可能性と精度の高い技術習得

BY

近年、VR技術の発達とともに、視覚・聴覚に次ぐ第3の感覚として注目を集めている触覚。触覚技術をより多くの人に使ってもらえるようにと開発されたTECHTILE toolkit(テクタイルツールキット)のプロジェクトに携わった慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)に所属する柴崎美奈氏(以下、柴崎氏)に話を伺った。

触覚技術を多くの人に提供するための「TECHTILE toolkit」

触覚技術を扱える人を増やそうと2011年に始まったプロジェクトのTECHTILE toolkitは、触感を記録・再生するためのツールキット。センサによって得られた触感(振動)をアンプによって増幅させ、アクチュエーターを通じて伝えるシンプルな仕組みとなっている。

本体1台、マイクパック(触感センサ)1個、振動パック(アクチュエーター)1個、電源(アンプシステム)1台のセットで、触感データの加工、記録、再生などを可能にしてくれるソフトウェア(maxmspパッチ)はTECHTILEのウェブサイトでオープンソースとして取得可能だ。

左:低周波をとりやすくした触感センサ 右:アクチュエーター
振動を増幅させるアンプシステム

簡単な操作で子供でも扱えるつくりということなので、実際に簡単な触感再生システムを作ってみた。紙コップを2つ用意し、触感センサと振動子をそれぞれに設置。アンプのスイッチをつけるだけで触感を再現できる。センサのついた紙コップに砂やビー玉を入れたら、振動子のついている空の紙コップで同じ触感を体感することができた。

紙コップの表面にセンサと振動子を設置すれば簡単な触感再生システムの完成

触感を“デザイン”するハプティックデザイン

TECHTILE toolkitのプロジェクトでは、アーティストやデザイナーなど、クリエイティブな活動に関わる人にキットを配布。そこで触感をコンテンツとして表現できる可能性を見出せたという。

JBPRESS

あわせてお読みください

注目連載

記事ランキング

  • 直近1時間
  • 昨日

あわせてお読みください

IoTニュース

GMOグローバルサイン、IoT機器メーカー向けの認証局運営サービス「マネージドPKI for IoT」
富士通、インテルの工場でIoTによる工場全体の生産効率可視化システム実証
ロボット「Tapia」がヤフーのIoTプラットフォーム「myThings」と連携 買い物機能を提供へ
KDDI、中部電力など、LPWAを活用した中小企業のIoT事業創出に向け取り組みを開始
フリービット、旭鉄工グループのi Smart TechnologiesとIoT事業の拡大に向けた戦略的業務提携を締結
ユビキタスとソーバル、IoTトータルソリューションの提供で協業
デンソーと東芝、IoTを活用したものづくりや高度運転支援・自動運転などの分野で協業
経産省、「データ流通プラットフォーム間の連携を実現するための基本的事項」を公表
IBMがWatsonベースの検品システム--使うほど有効に
準備できていますか? データを活用に導く5つのポイント 第1回 5つのData Ready
KDDIと中部電力、LPWAを活用したIoT事業創出へ 中小企業のパートナーを募集
ソフトバンクと藤枝市が取り組む、LPWAネットワークの実証実験 -説明会レポート
製造業とサービス業のIoT実態調査、37%がIoT活用を「検討」以上の段階に~富士通クラウドテクノロジーズ
米IICとIVIが産業用IoT推進で合意、共同テストベッド実施など5項目
三菱電機のFAソリューションがSAPのクラウド基盤と連携し機能拡張 | IT Leaders
富士通、インテルのペナン工場でIoTを活用した工場全体の生産効率可視化システムの共同実証を開始

IoTニュース”は、Mynd Engineを活用して、世の中のIoT関連の記事をまとめさせていただき、ご紹介させていただきます。